チッソグループ、リチウムイオンバッテリー用セパレーター事業から撤退

チッソ(東京都千代田区)は12月23日、連結子会社のJNC(東京都千代田区)が、2020年3月31日をもってリチウムイオン電池(LIB)用セパレーター事業から撤退すると発表した。
化学メーカーのJNCは、チッソグループの加工品事業に含まれる、LIB用セパレーター事業を手がけてきた。2014年の商業運転開始より、主に車載向けをターゲットとして展開し、高入出力セル用途などでその特長を評価されていたという。しかし、近年の中国市場における販売価格の急速な下落など、事業を取り巻く環境は厳しさを増してきた。
続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。
- 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
- 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
- 有料記事などに使えるポイントを貯められる
- クリッピング機能で要チェック記事をストックできる