「LED型小型超広帯域発光素子」で200mW以上を達成 製品化に道

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棒状に成形された蛍光体の写真(左)、今回開発した超広帯域発光素子の構造の概略図(中央)、開発した素子と5 Wハロゲンランプ の発光している様子の比較(右)
棒状に成形された蛍光体の写真(左)、今回開発した超広帯域発光素子の構造の概略図(中央)、開発した素子と5 Wハロゲンランプ の発光している様子の比較(右)

産業技術総合研究所(産総研/東京都千代田区)は1月22日、小型ハロゲンランプをしのぐ明るさ(200mW以上)と1,000時間以上の長寿命を併せ持ち、近紫外(350nm)から近赤外(1200nm)まで超広帯域の光を発光できる小型発光素子を開発したと発表した。

今回開発した素子は、紫外LEDと、そのLEDの光で励起され、さまざまな波長の光を発する複数の蛍光体とを組み合わせて超広帯域の発光を得る方式の発光デバイス。「発光ダイオード(LED)型の小型超広帯域発光素子」、くわしくは「紫外LED励起型超広帯域発光素子」と呼ばれている。

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