西松建設、下水汚泥焼却灰から肥料用リンを高効率に回収 重金属等も除去

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※画像はイメージです
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西松建設(東京都港区)は1月23日、新潟大学(新潟県新潟市)と共同で、国内の下水処理場で発生する下水汚泥焼却灰から、肥料に利用できるリンを従来技術より高い回収率(98%以上)で回収できる技術を開発したと発表した。

また、この技術では、回収過程で重金属等を除去できるため、回収したリンの多くはそのまま肥料として利用できる。従来のリン回収技術では、低い採算性(低回収率、残渣処分費)や、残渣に含まれる重金属などが課題となっていた。この技術は、これらの課題を解消しリン循環型社会の構築に貢献することが期待される。

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