独の化学大手BASF、大規模なEV電池材料工場を建設

ドイツの化学大手であるBASF(本社:ドイツ・ルートヴィッヒスハーフェン)は2月12日、欧州の電気自動車(EV)バリューチェーンを支援するための多段階投資計画の一環として、ドイツ・シュヴァルツハイデに電池材料の新たな生産工場を設けることを発表した。
同社によると、EV電池用の材料となる正極材(CAM)を製造するシュヴァルツハイデ新工場は、年間約40万台のEVを供給できる生産能力を有し、また増設可能な設計およびインフラにより、生産能力が向上している。また、新工場ではフィンランドのハルヤヴァルタ新工場で製造した前駆体(PCAM)を使用する計画で、操業開始は2022年を予定している。
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