「詰め替え」から「差し替え」へ　紙容器のシャンプー・コンディショナー発売

山陽物産（愛媛県伊予郡松前町）は2月17日、紙製容器を採用したホテルアメニティ向けヘアケアブランド『HAJIMARI EASY＋』（ハジマリイージープラス）を発売した。カートリッジのように「差し替える」だけで作業が完了し、資源を無駄にせず衛生的に詰め替えることができるほか、従来のパウチ商品と比較してプラスチック使用量を約25～40％削減できる。

このパッケージ・システム「SPOPS(R)」は日本製紙（東京都千代田区）が開発したもの。液が容器外にこぼれたり、パウチ内に液体が残ってしまうなど、従来の詰め替え作業が抱えていた効率性の課題を解決するとともに、さらに作業時間は１／４となり、人材不足にも貢献を期待されている。