
環境省は3月10日、「グリーンボンドガイドライン2020年版」と「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン2020年版」を公表した。
2020年版ガイドラインは、2020年1月まで海外機関(ICMA、LMA、CBI)も含めて意見募集と意見照会が実施されている。EUでは、サステナブル・タクソノミーを踏まえたEUグリーンボンドスタンダードが導入予定だが、その取り扱いについても意見が寄せられた。これに対しては、グリーンウォッシュ債券が出回ることがないよう国際市場との整合性に配慮する必要があるとしつつも、国内の現状を鑑み、当面の間は引き続き、市場関係者の判断に資するような具体例を示すことが適当とされた。
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