小泉環境相「ESG金融育て、脱炭素の動き加速へ」 ESGパネルで挨拶

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閉会挨拶をする小泉環境相
閉会挨拶をする小泉環境相

環境省は3月10日、ESG金融拡大に向け「ESG金融ハイレベル・パネル(ESGパネル)」第2回を開催、有識者と実務専門家で構成され独立した議論を行う2つのタスクフォース(TF)の設置が公表された。「ポジティブインパクトファイナンス」と「ESG地域金融」をテーマに、座長を中心に夏頃までに集中的な議論と取りまとめがなされ、結果はPRI in Person連携イベントでもある2020年10月開催予定の第3回会合で報告される。

挨拶にたった小泉進次郎環境大臣はこの取り組みについて、「ポジティブインパクトファイナンスタスクフォースでは日本の基本的な評価方法や考え方を示し、インパクト評価方法を国際社会に発信する」とし、「ESG地域金融タスクフォース」では、ゼロカーボンシティ等とも呼応し、実践を深めつつ、さまざまな地域での普及展開に向けたビジョンを明示する必要性を提言。「環境先進国日本の復権に向け不可欠なのが、日本がESG金融大国になるということ。環境省としては、ESG金融を大きく育てていくことで、日本のなかの脱炭素の動きを加速させたい」とした。

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