大成建設、微生物浄化技術の実用化に目途 VOCs汚染地下水を短時間で浄化

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実地盤での通電による加熱試験状況の様子(出所:大成建設)
実地盤での通電による加熱試験状況の様子(出所:大成建設)

大成建設(東京都新宿区)は3月11日、電極兼用注入管を用いて地盤を加熱し、汚染地下水に含有する揮発性有機化合物(VOCs)を短時間で浄化する技術を開発した。

同社は今回、電極兼用注入管を用いて粘土層を加熱し、VOCsを粘土層から帯水層に溶出させた後に浄化材などを供給することで微生物による浄化を促進する、地盤加熱型の微生物浄化技術を開発した。同社は今回の開発により、地盤加熱型の微生物浄化技術の実用化に目途がついたとしている。

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