商船三井、オーステッドと協業 台湾洋上風力事業の保守管理作業用船契約締結

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商船三井(東京都港区)と洋上風力発電世界大手のデンマークØrsted(オーステッド)は4月16日、洋上風力分野での協業を発表した。商船三井とTa Tong Marine Group (TTM/台湾)が共同で設立したTa San Shang Marine Co. Ltd.(Ta San Shan社)との間で、洋上風力保守管理専用作業船(サービスオペレーションヴェッセル)の15年間の用船契約を締結したもので、アジア太平洋地域では初となる。

オーステッドは、東京電力ホールディングス(東京電力HD/東京都千代田区)と2020年3月に千葉県銚子沖の洋上風力発電事業のために共同出資会社「銚子洋上ウインドファーム」(東京都千代田区)を設立しており、政府の入札システム発表後に、同地域の初回事業者選定入札に共同で参画予定だ。同社は、今後、日本企業や他の現地サプライヤーとの協業を通じ、アジア太平洋地域での洋上風力発電ビジネスへの参入を拡大。サプライチェーンの育成と構築への取り組みを推進していく構え。

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