積水化学とINCJ、ごみをエタノールに変換する技術を事業化へ 25年めど

積水化学工業(大阪府大阪市)と官民ファンドのINCJ(東京都千代田区)は4月16日、微生物触媒を活用して、可燃性ごみをエタノールに変換する「BRエタノール技術」の実証事業と事業展開を目的に、合弁会社「積水バイオリファイナリー」を設立したと発表した。
BRエタノール技術は、積水化学と米国ベンチャー企業LanzaTech(ランザテック社)が共同開発により2017年に確立した技術。ごみ処理施設に収集されたごみを一切分別することなくガス化し、このガスを微生物により、熱・圧力を用いることなくエタノールに変換するものだ。
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