埼玉県深谷市、アグリテック企業に出資 市内で事業展開へ

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授賞式の様子((左)グリーンラボ取締役社長遠藤隆之氏、(中央)埼玉県深谷市小島進市長、(右)グリーンリバーホールディングス代表取締役社長 長瀬勝義氏)
(出所:グリーンリバーHD資料)
授賞式の様子((左)グリーンラボ取締役社長遠藤隆之氏、(中央)埼玉県深谷市小島進市長、(右)グリーンリバーホールディングス代表取締役社長 長瀬勝義氏) (出所:グリーンリバーHD資料)

埼玉県深谷市は、IoTを活用した農業を推進するグリーンリバーホールディングス(福岡県福岡市)に対し780万円の出資を行った。同市は、農業課題を解決する技術や事業プランを全国に募ったビジネスコンテスト「DEEP VALLEY Agritech Award 2019」を実施。プロダクト部門の最優秀賞を受賞したグリーンラボ(福岡県福岡市)の親会社であるグリーンリバーHDに同市を引受先とする第三者割当増資を実施した形だ。

同社は、縦型水耕栽培装置を採用した自動環境制御型の農業パッケージを提案。最優秀賞受賞に伴い、市からの出資交渉権を獲得し、交渉を重ねてきた。なお、グリーンラボの販売する縦型栽培システム「SAI」は、壁面などに設置できる、垂直式の水耕栽培システム。米国Bright Agrotech社が特許を取得している。

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