大日本印刷、植物由来包材で3,000トンのCO2を削減 2019年度実績

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採用事例(出所:大日本印刷)
採用事例(出所:大日本印刷)

大日本印刷(DNP/東京都新宿区)は6月4日、同社が開発した「DNP植物由来包材バイオマテック(R)」の2019年度の年間出荷量からCO2削減量を算出し、石油由来の包材を使用した場合と比べて森林239.4ヘクタール(東京ドーム51個分)の吸収量にあたる3,000トンの削減に相当することが分かったと発表した。

同社は、2010年から「バイオマテック」シリーズの製品を提供。また2018年度からは、環境への貢献度合いの可視化を目的に、同製品によるCO2削減量を算出している。2018年度の削減量は2,500トンだったが、2019年度には国の環境戦略としてバイオマスプラスチック導入の数値目標が示されたことで社会の環境問題への関心が高まり、バイオマテックシリーズの採用が進んだという。その結果、CO2削減量も増加し、算出を開始した2018年度から累計で5,500t以上の削減となった。

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