廃プラスチック、「ベール」は規制対象へ　バーゼル法の判断基準策定へ検討会

環境省は6月10日、バーゼル法に基づく、廃プラスチックの輸出に関する新たな基準を策定する検討会を発足した。2回程度の検討会を行った後、夏ごろをめどにパブリックコメントを実施、必要な省令改正や判断基準を公表する。輸出関係者への周知期間も置いた上で、2021年1月の附属書の発効に備える。

事務局は、事前に相手国の同意が必要となる「規制対象」の廃プラスチックの該非判断基準について、（1）複数の廃プラスチック樹脂の混合がないもの、（2）複数の廃プラスチック樹脂（PE、PP、PET）の混合物の2つの観点から整理。