環境省が「気候危機」を宣言 小泉大臣「危機感を共有して、社会変革を促す」

  • 印刷
  • 共有
小泉環境大臣会見のようす(環境省公式YouTubeより)
小泉環境大臣会見のようす(環境省公式YouTubeより)

小泉 進次郎環境大臣は6月12日の会見で、「環境省として『気候危機宣言』をする」と述べた。同日閣議決定された2020年度「環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書」に初めて、気候変動問題を「気候危機」ととらえられていることを明記したことを示し「この白書と環境省の気候危機宣言を契機に、今後多くのプレーヤーとこうした危機感を共有して社会変革を促していきたい」と語った。

小泉大臣は同白書に掲載した、2019年の東日本台風による河川氾濫と、オーストラリアの森林火災の写真を紹介し「大規模な気象災害が国内外で多発するようになった。今後地球温暖化に伴って、豪雨災害や猛暑のリスクがさらに高まることが指摘されており、まさに我々は危機に直面をしていると考えている」と述べた。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事