世界初、水素を輸送する国際実証試験が本格化 「水素キャリアの循環」開始
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は6月25日、世界初となる国際間で水素を輸送する実証試験を本格的に開始したと発表した。水素キャリアとして用いるトルエンを、需要地の日本から供給地のブルネイへ逆輸送し、繰り返し水素輸送に使用する作業を開始した。これにより、「一連のプロセスで構成される水素サプライチェーンが完成し、安定稼働に入った」とした。
この実証試験は、水素社会構築に向けたNEDOの助成事業において、次世代水素エネルギーチェーン技術研究組合(AHEAD/神奈川県横浜市)とともに取り組んでいるもの。
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