アサヒ、ビール工場由来のバイオガスを燃料電池に活用 CO2削減の新モデル

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アサヒビール茨城工場に導入した設備全体(左奥:工場排水処理設備、中央:バイオガス精製設備、右手前:SOFC)
アサヒビール茨城工場に導入した設備全体(左奥:工場排水処理設備、中央:バイオガス精製設備、右手前:SOFC)

アサヒグループホールディングス(東京都墨田区)は8月26日、CO2排出量削減の新たなモデルとして、ビール工場排水由来のバイオメタンガス(バイオガス)を利用した燃料電池による発電の実証事業を、アサヒビール茨城工場で開始すると発表した。

同設備が稼働すると、発電出力200kWとして年間発電量約160万kWh(一般世帯約350戸分)の電力を供給することが可能となる。これにより年間1,000トン程度のCO2排出量削減を見込む。設備の運転開始は2020年10月を予定している。

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