世界初、ユーグレナバイオ燃料を船舶に利用 八重山観光フェリーで試験運行

八重山観光フェリー(沖縄県石垣市)とユーグレナ(東京都港区)は9月10日、八重山観光フェリーで「ユーグレナバイオディーゼル燃料」を使用した試験航行を実施した。今回の試験航行は、同燃料を船舶に導入した世界初の取り組み。航行路線は、ユーグレナ石垣港離島ターミナル(沖縄県石垣市)周辺。
今回の試験航行に使用したのは、ユーグレナ社が製造する微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)と使用済み食用油を原料に使用した次世代バイオディーゼル燃料。この燃料は大気汚染の原因となる硫黄分を含まず、燃焼段階ではGHGを発生させないカーボンニュートラルであることが特徴だという。また、船舶のディーゼルエンジンに対して混合上限100%でも使用でき、既存の給油での供給が可能で既存船・車両の改造が不要。
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