日本触媒、リチウムイオン電池用の電解質増産へ 24年に100億円超目指す

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リチウムビス(フルオロスルホニル)イミド〈LiFSI〉(出所:日本触媒)
リチウムビス(フルオロスルホニル)イミド〈LiFSI〉(出所:日本触媒)

日本触媒(大阪府大阪市)は10月1日、リチウムイオン電池用の新規電解質「イオネル~リチウムビス(フルオロスルホニル)イミド〈LiFSI〉」の増大する需要に対して、独自プロセスによる新規製造設備の建設に向けて「イオネル建設チーム」を設置し、設備設計に入ると発表した。

新製造設備は、年間生産能力2,000トン(既存設備は同300トン)で、化学工業薬品の製造販売や受託加工業務を行う日触テクノファインケミカル(千葉県千葉市)に立地。同設備の商業生産は2023年春をめどに開始する予定で、2024年には100億円超の売上高を目指す。

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