出光ら、EVシェア移動データ×SNS解析で観光資源活用を「見える化」

出光興産（東京都千代田区）は10月14日、千葉県館山市と南房総市で実施している、超小型EVのカーシェアリング実用化に向けた実証実験において、移動経路・滞在場所・滞在時間などの移動データと、旅先で観光客が発信するSNSデータをかけ合わせ、観光資源の活用度を見える化する取り組みを開始したと発表した。カーシェアリングサービスの稼働率向上や観光地開拓に活用する。

モビリティデータを活用したサービスを提供するスマートドライブ（東京都千代田区）と、位置情報ビッグデータと解析技術を用いた地域活性化支援ソリューションを提供するナイトレイ（東京都渋谷区）が、データ連携と協業ソリューションの開発・提供を開始したことを受け、出光興産がファーストユーザーとしてデータ活用に取り組む。