日本初、LNGバンカリング船「かぐや」が船舶へ燃料供給 海運業温暖化対策

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建造中の「SAKURA LEADER」にLNG燃料を供給する「かぐや」(写真提供:セントラルLNGマリンフューエル)
建造中の「SAKURA LEADER」にLNG燃料を供給する「かぐや」(写真提供:セントラルLNGマリンフューエル)

国土交通省は10月21日、LNG(液化天然ガス)燃料船へ燃料を供給するLNGバンカリング船「かぐや」が、日本初となる「Ship to Ship(STS)方式」によるLNG燃料の供給を行ったと発表した。

Ship To Ship方式(STS方式)は、岸壁・桟橋に係留中または錨泊中の船舶にバンカリング船が横付けして燃料を供給する方法をいう。今回、「かぐや」は、JERAの川越火力発電所(三重県三重郡川越町)でLNG燃料を受け入れ、新来島豊橋造船(愛知県豊橋市)の建造岸壁において、建造中のLNGを主燃料とする自動車運搬船「SAKURA LEADER」(日本郵船が運航)へLNG燃料供給を実施した。

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