日本初 ANA、再生可能資源由来の代替燃料で定期便を運行
ANA(東京都港区)と伊藤忠商事(同)は10月26日、フィンランドの再生可能エネルギー大手NESTEより廃食油等を原料に製造した石油代替航空燃料(SAF)を商業規模で調達し、日本発の定期便の航空機燃料として10月より使用を開始すると発表した。日本発の定期便におけるSAFの使用は、日本の航空会社として初の取り組みとなる。
NESTEは、食品競合のない廃食油や動物油等を原料とする、世界最大級のリニューアブル燃料(再生可能資源由来の燃料)の製造会社。ANAは、NESTEとSAFの調達に関する中長期的な戦略的提携についての覚書を締結した。この覚書に基づき、2023年以降、NESTEがシンガポール製油所にて商業生産するSAFをANAが調達し、日本発の定期便にて使用していく予定。
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