DIC、廃プラ材料リサイクル技術開発へ　インキ・接着剤の研究に着手

DIC（東京都中央区）は10月27日、新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）の「2020年度　革新的プラスチック資源循環プロセス技術開発プロジェクト」における「材料再生プロセス開発」に採択され、8月より実証を開始したと発表した。

同社は今回の実証で、インキや接着剤などのパッケージング素材がプラスチックのマテリアルリサイクル特性に及ぼす影響について基礎的な研究を行う。さらにこの研究で得た知見をもとに、環境負荷の少ないインキや接着剤などの製品開発を目指した研究を進める。