NEDO、「カーボンリサイクル」に適したCO2分離回収・発電技術開発へ

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は11月20日、カーボンリサイクルに適した、発電とCO2分離・回収プロセスを一体化したシステムの研究開発に着手すると発表した。この事業により、CO2分離・回収コストを現状の4,000円程度/トン―CO2から1,000円台まで低減する発電技術の確立を目指し、カーボンリサイクル技術の実用化に貢献する考え。
今回、2件のテーマを採択した。発電システムに燃料をガス化するプロセスを統合し、CO2の分離・回収までを一体化することでエネルギー効率を向上させ、CO2の分離・回収コストの低減に取り組む。また、バイオマスや廃棄物(廃プラスチックなど)、石炭を燃料として利用し、水素や化学品といった有価物を併産するポリジェネレーションシステムの構築にも取り組む。
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