
2021年度環境保全経費構成比(施策体系別)(出所:環境省)
環境省は12月1日、2021年度概算要求額における環境保全経費の総額は、1兆7636億円で、2020年度当初予算比11.4%の減(2266億円減)となったと発表した。
施策体系別にみると、「地球環境の保全」は同比約13%増の6604億円(構成比37.4%)、「生物多様性の保全及び持続可能な利用」は同比微増の1783億円(同10.1%)。「循環型社会の形成」は同比約39%減の684億円(同3.9%)、「大気環境の保全」は同比約8%減の1606億円(同9.1%)。「放射性物質による環境汚染の防止」が2672億円減と大きく減少し、同比約40%減の4086億円(同23.2%)となった。
2021年度環境保全経費を府省別にみると、環境省が8106億円で全体の46%を占める。経済産業省は2992億円(構成比17.0%)、農林水産省は2894億円(同16.4%)、国土交通省は1836億円(10.4%)。
環境保全経費は、
全文は無料会員にログインしてお読みいただけます。
残り 78 %