帝人、社内の「炭素価格」を6000円/tに設定 設備投資の判断基準に

  • 印刷
  • 共有
画像はイメージです
画像はイメージです

帝人(大阪市北区)は1月14日、帝人グループの設備投資を対象として、インターナルカーボンプライシング(ICP)制度を導入した。今後、CO2の排出増減を伴う設備投資計画については、設定した社内炭素価格「50ユーロ/t−CO2(6,000 円) 」を適用し、仮想的な費用に換算して、投資の判断基準のひとつとして運用していく。

ICP制度とは、社内における炭素価格を設定し、CO2排出量を費用換算することで、排出量削減に対する経済的インセンティブを創出し、社内で気候変動への対応を促す仕組みのこと。今回設定した社内炭素価格は帝人グループ内グローバル共通価格。対象となる設備投資計画に伴うCO2排出量に対し、社内炭素価格の適用により費用換算したものを、投資判断の参考とする。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事