大阪ガス、新型SOECの試作に成功 「メタネーション」技術の実現のカギに
大阪ガス(大阪府大阪市)は1月25日、CO2と水素から都市ガスの主成分であるメタンを合成する「メタネーション」技術の実現のキーとなる、新型SOECの実用サイズセルの試作に国内で初めて成功したと発表した。
SOEC(Solid Oxide Electrolysis Cell)は固体酸化物を用いた電気分解素子で、水蒸気やCO2を高温で電気分解するもの。同社のエネルギー技術研究所(大阪市此花区酉島)は、CO2と再生可能エネルギーから高いエネルギー変換効率でメタンを合成できる可能性がある革新的なメタネーション「SOECメタネーション」技術の基礎研究に取り組んできた。
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