日本旅行と滋賀県、鉄道旅行のCO2オフセットで連携 4月以降にプラン販売

滋賀県は1月26日、J-クレジット制度を活用した「びわ湖・カーボンクレジット」の初の事例として、日本旅行(東京都中央区)と滋賀県造林公社(造林公社/滋賀県大津市)が、CO2クレジット取引で生まれる資金を琵琶湖の水源の森林づくりに還元する取り組みを開始すると発表した。
日本旅行は、旅行中の鉄道利用による移動で排出されるCO2を旅行者がカーボン・オフセットできるオプションプランを企画し、4月以降の国内旅行ブランド「赤い風船」の一部商品で発売する予定だ。そこで同社から県に対し、造林公社の保有するクレジットを商品のオプションプランに活用して公社林の保全を支援し、造林公社とともに琵琶湖の水源を守っていきたいという申し入れがあったという。
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