近鉄と福山通運、特急列車で貨客混載 今夏めどに実施へ

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運用フロー図 イメージ(出所:福山通運)
運用フロー図 イメージ(出所:福山通運)

近畿日本鉄道(近鉄/大阪府大阪市)と福山通運(広島県福山市)は、近鉄が大阪難波~近鉄名古屋間で運転する特急列車を使用した貨客混載事業を、夏頃をめどに実施することで合意した。今後、国土交通省に対し物流総合効率化法に基づく総合効率化計画の認定申請を行う。

大阪難波駅~近鉄名古屋駅間を運転する名阪特急のうち、「アーバンライナー(next・plus)」の車両に荷物を積載する。従来、大阪市内~名古屋市内間の輸送は翌日以降に配送するサービスが主流で、当日中に配送するにはトラック等をチャーターする方法が一般的だった。今回の事業では、大阪市内~名古屋市内間の当日配送が安価で可能になり、利用者の利便性を向上させるという。主な顧客ターゲットとして、名阪間での工業製品・部品、商品(日用品・衣料品)等を配送する事業所間を想定している。

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