三菱ケミカル(東京都千代田区)は4月12日、植物由来の生分解性樹脂コンパウンド「FORZEASTM(フォゼアス)」を使用したフィルムが、海洋生分解性の試験において1年間で約90%の分解が確認されたと発表した(一部の製品グレードでの試験結果)。また、同グレードを使用したレジ袋が初めて、NPO法人中津まちづくり協議会(大分県中津市)に採用された。
国際基準ISOに準拠した試験を第三者機関にて実施した。試験対象はFORZEAS(BioPBSTMを使用した樹脂コンパウンド)で製膜した厚さ25ミクロンのフィルム(試料提供・キラックス)。1年間で約90%の分解を確認した。