福島・周辺県と全国で水環境の放射性物質をモニタリング 19年度結果を公表

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環境省は4月13日、福島県・周辺県と全国で2019年度に実施した、水環境における放射性物質のモニタリングの結果を取りまとめ報告した。

福島県と周辺県での放射性物質モニタリングは、東京電力福島第一原子力発電所事故(福島原発事故)を受けて、その事故由来の放射性物質の水環境における存在状況の把握を目的として、公共用水域約600地点、地下水約400地点で、2011年8月以降継続的に実施している。2019年度の放射性セシウムの測定結果では、河川・湖沼・沿岸域の底質(検出下限値:放射性セシウム134、137ともに10Bq/kg)で、それぞれ約半分・約1割・約6割以上の地点で過年度を含めた平均値が100Bq/kg以下であり、残りの地点では減少傾向も見られた。

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