帝人フロンティア、全てのポリエステル繊維でリサイクル原料の使用が可能に

帝人フロンティア(大阪府大阪市)は4月12日、リサイクルポリエステル原料を使用した超極細ポリエステルナノファイバー「ナノフロント」の量産化技術を開発したと発表した。リサイクルポリエステルを使用した長繊維による、超極細ポリエステルナノファイバーの量産化は世界初(同社調べ)。今回の量産化技術の開発で、同社が展開するポリエステル繊維は、全てリサイクル原料を使用することが可能になったという。
今後、従来の「ナノフロント」からリサイクルポリエステル原料を使用した製品への 置き換えを進める。原糸・テキスタイルをスポーツ・機能性衣料や産業資材用途などへ幅広く展開し、積極的に拡販を図っていくことで、2021年度に3億円、2025年度に8億円の売上を目指す。
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