日本郵船、洋上風力発電向け作業員輸送船の裸傭船契約締結 欧州企業と

  • 印刷
  • 共有
(提供:NOG社)
(提供:NOG社)

日本郵船(東京都千代田区)は5月6日、スウェーデンに本社を置くNorthern Offshore Group AB社の子会社Northern Offshore Services AS社(NOS社/スウェーデン・イェーテボリ)と洋上風力発電向け作業員輸送船(CTV)に関する裸傭船契約(船舶の所有者が船舶を船舶上の器機や付属の什器備品とともに貸し出すこと)を締結したと発表した。

新造CTV船「Energizer」を、日本郵船が保有のうえNOS社に対して10年間の裸傭船を行い、NOS社の運航のもと、主に欧州域内の洋上風力発電所へ作業員の輸送を行う。NOGグループは、洋上風力発電の導入が進んでいる欧州において約60隻のCTVを運航する最大手。日本郵船は2019年12月にNOG社とCTV事業における協業に関する覚書を締結しており、今回の裸傭船契約はその一環。同社初のCTV保有となる。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事