日本製紙など、飲料用アルミ付紙パック再生利用拡大へ連携 まずは土木資材に

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原料の一部に「ポリアル」を配合した「境界杭」の試作品を同社社有林で使用した(出所:日本製紙)
原料の一部に「ポリアル」を配合した「境界杭」の試作品を同社社有林で使用した(出所:日本製紙)

日本製紙(東京都千代田区)は5月6日、プラスチックリサイクル商品の製造・販売を行うリプロ(岡山県岡山市)、プラスチックを主原料とした合成樹脂繊維関連の商品・産業機械の製造・販売を行う萩原工業(岡山県倉敷市)と共同で、廃棄処分となった飲料用アルミ付紙パックの再生利用拡大を目的としたビジネスモデルをスタートしたと発表した。

飲料用アルミ付紙パックは紙・ポリエチレン・アルミニウムで構成されている。回収後は「紙繊維」と、ポリエチレンとアルミニウムの混合物「ポリアル」に分離される。今回のビジネスモデルでは、3社で開発した技術を活用し、「ポリアル」を原料とした商品の開発、積極的なマーケティング等の活動「PakUpcycle」を展開する。

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