中電ミライズとセイコーエプソン、長野で再エネ拡大へ 電気料金で開発支援

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(出所:中部電力ミライズ)
(出所:中部電力ミライズ)

中部電力ミライズ(愛知県名古屋市)と長野県企業局(長野県長野市)、セイコーエプソン(長野県諏訪市)は5月27日、長野県内の再生可能エネルギー電源の開発を加速する目的で「信州Green電源拡大プロジェクト」に関する協定書を締結した。脱炭素社会の実現と地域の再生可能エネルギーの供給拡大を目的としたもので、CO2フリー電気の電気料金を通じて特定地点の電源開発を支援する取り組みとして国内初だという。

長野県は、豊かな水資源と多くの中山間地域を有し、簡易的で小規模な水力発電に適したエリアだと言われている。プロジェクト第1弾として、「信州Greenでんき」の収益の一部を、長野県企業局が開発する越百(こすも)のしずく発電所(上伊那郡飯島町)、及び中部電力グループが開発する黒川平水力発電所(上伊那郡宮田村)、清内路水力発電所(下伊那郡阿智村および飯田市)に活用する。

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