TIS、地域の減災対策へEVとV2Hを活用 災害時に充放電指示

TISインテックグループのTIS(東京都新宿区)は6月21日、災害時のエネルギーインフラ復旧までのリードタイムを短縮する減災施策として、電気自動車(EV)に蓄えた電気を建物内で利用するシステム(Vehicle to Home/V2H)の活用方法を、実証実験を通じてISOUプラットフォーム上で確立したと発表した。
同社は地域の次世代交通・エネルギー問題の解決を通じて、地域の活性化とエネルギーの地産地消を促進するしくみの構築を目指しており、その実証実験の第1弾として、2019年に北海道厚沢部町で「ISOU PROJECT」を実施した。今回の実証実験では、ISOU PROJECTで開発したMaaSシステムに、V2Hの活用シーンを拡充する充放電指示アプリ(同アプリ)を実装。災害時にも自走可能な地域社会の仕組みづくりを実現し、ISOUプラットフォームを通じ循環型地域社会への貢献を目指すもの。
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