清水建設、洋上風力分野でノルウェーFOOと連携 日本でEPC受注目指す

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清水建設が建設を進める自航式SEP船のパース(出所:清水建設)
清水建設が建設を進める自航式SEP船のパース(出所:清水建設)

清水建設(東京都中央区)は6月30日、欧州・米国・アジアで多くの洋上風力建設プロジェクトに携わってきたノルウェーのFred.Olsen Ocean(FOO社)と連携し、日本国内で計画されている洋上風力発電施設のEPC(設計・調達・建設)受注を目指すと発表した。両社は洋上風力建設分野での協力体制の構築に関する覚書を締結した。

清水建設は、日本の洋上風力建設市場でトップシェアを獲得するため、約500億円を投じ、世界最大級の搭載能力・クレーン能力を備える自航式SEP船(自己昇降式作業台船)の建造を進めている。一方、洋上風力発電施設のEPC受注に向けては、洋上風力発電の導入が進む欧州で施工実績を重ねてきた海外企業との協業が不可欠となる。そこで、洋上風車の据え付け工事で欧州有数の実績を有し、SEP船の運行管理にも高度な知見を有するFOO社とのアライアンス構築を決定した。

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