川崎市・サミット・寺岡精工、ペットボトルリサイクルの地域内循環実証へ

川崎市は7月1日、日本環境設計（神奈川県川崎市）、サミット（東京都杉並区）、寺岡精工（同大田区）らとともに、小売店・リサイクラー・メーカーのパートナーシップによる、消費者参加型の「完全循環型ペットボトルリサイクルスキーム」構築の実証実験を実施すると発表した。期間は7月7日（水）より半年間。

この実証実験は、川崎市内のサミットストア3店舗（尻手駅前店、南加瀬店、中野島店）に、寺岡精工社製のペットボトル減容回収機「ボトルスカッシュ（DRV-100T）」を設置し、来店客が持参した使用済みペットボトルを回収し、日本環境設計のケミカルリサイクル技術により新たなペットボトルへとリサイクルするというもの。店頭の回収機で使用済みペットボトルを回収し、ケミカルリサイクルにより再びペットボトルにリサイクルする「地域内循環」の取り組みとしては国内初。