日本郵船、日本初トランジションボンド200億円発行 LNG燃料船等に充当

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日本郵船(東京都千代田区)は7月2日、脱炭素化に向けた長期的な移行(トランジション)戦略に則ったプロジェクトへの投資を使途とする「トランジションボンド」を、国内で初めて、国内公募形式で7月に発行すると発表した。発行額は合計200億円。

調達資金の使途として、ESG経営を成長戦略とする具体的な活動を明示した「NYKグループ ESGストーリー」(2021年2月発表)に掲げた、エネルギー分野における事業タイムライン(ロードマップ)で予定する投資(新規支出・既存支出のリファイナンス)等をあげる。具体的には、LNG(液化天然ガス)燃料船やLNG燃料供給船、運航の高効率化・最適化に資する技術開発のほか、洋上風力発電設備設置を支援するSEP船、アンモニア燃料船、水素燃料電池搭載船、LPG燃料船に関わる支出など。

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