地球温暖化で台風による災害は激甚化するか 環境省が影響評価の中間報告

環境省は7月2日、将来の気候変動影響を踏まえた適応策の実施に役立てるため、近年大きな被害をもたらした台風について、地球温暖化が進行した世界で発生した場合の影響について評価する事業の中間報告を公表した。
2019年東日本台風(台風第19号)を対象に、地球温暖化が進行した世界で同様の台風が襲来した場合の影響について評価し、その結果、地球温暖化が進行した世界では台風がより発達し、同台風通過時には氾濫を防ぐことができた河川での氾濫のリスク、沿岸や河川の河口付近での高潮による浸水リスクが高まることが示された。
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