伊藤忠など、ロシアから「ブルーアンモニア」輸入へ事業化調査フェーズ2開始

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(出所:東洋エンジニアリング)
(出所:東洋エンジニアリング)

東洋エンジニアリング(TOYO/千葉県習志野市)は、イルクーツク⽯油会社(IOC/ロシア)、⽯油天然ガス・⾦属鉱物資源機構 (JOGMEC/東京都港区)、伊藤忠商事株式会社(東京都港区)の3者と共同で、東シベリアと⽇本間のブルーアンモニアバリューチェーン構築に向けて、2020年度に実施した「フェーズ1」に続き事業化調査「フェーズ2」を開始すると発表した。

フェーズ2では、東シベリアから⽇本への⼤規模なブルーアンモニアバリューチェーンの事業化に向けて、IOCの東シベリアの油⽥で産出される天然ガスから⽔素、さらにはアンモニアを製造するための概念設計を行う。この概念設計では、⽣産過程で排出するCO2を同社が東シベリアに保有する油⽥増産のためのCO2‐EORを組み合わせることを想定。またアンモニア内陸輸送については鉄道とパイプラインの適⽤を検討する。これらについて、事業化の時間軸を踏まえた段階的なアプローチを⽴案する。

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