川崎重工、ガスタービン+蓄電池+太陽光で「蓄電ハイブリッドシステム」実証

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(画像左から)太陽光パネル、M1A-17D(出所:川崎重工)
(画像左から)太陽光パネル、M1A-17D(出所:川崎重工)

川崎重工(東京都港区)は7月19日、明石工場(兵庫県明石市)の自家発電設備(同社製高効率ガスタービンM1A-17D、1,770kW)にリチウムイオン蓄電池(35.3kWh)と太陽光パネル(5kW)を組み合わせ、蓄電ハイブリッドシステムの実証試験を開始したと発表した。

同システムは、ガスタービン発電の排熱を利用した熱エネルギー供給と、太陽光発電やガスタービン発電、リチウムイオン蓄電池の充放電により、ユーザーの熱と電気の使用状況に応じた最適なエネルギー供給を目指すもの。実証では、システムの安定性や運用性についての機能確認に加え、再生可能エネルギーと協調した自立運転を実現するために自社開発した仮想同期発電機制御(VSG)の評価も行う。

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