ENEOSと三菱ケミ、国内最大規模の廃プラ油化事業 年間2万t処理

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(出所:ENEOS)
(出所:ENEOS)

ENEOS(東京都千代田区)と三菱ケミカル(東京都千代田区)は7月20日、三菱ケミカル茨城事業所においてプラスチック油化共同事業を開始すると決定した。両社は今後、国内最大規模(商業ベース)となる年間2万トンの処理能力を備えたケミカルリサイクル設備を建設し、2023年度には廃プラスチックの油化開始を目指す。

同事業は、外部から調達した廃プラスチックを、Mura Technology 社(英国)の超臨界水技術を導入する新設備にて化学的に液化し、油化処理を行うというもの。製造された油(リサイクル生成油)は、両社の既存設備である石油精製装置およびナフサクラッカーにおいて原料として使用され、石油製品や各種プラスチックへと再製品化される。

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