JFEエンジ、洋上風力着床式基礎の製造拠点を建設へ 国内初

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工場製作概要(出所:JFEエンジニアリング)
工場製作概要(出所:JFEエンジニアリング)

JFEエンジニアリング(東京都千代田区)は7月20日、洋上風力発電設備の着床式基礎(モノパイル式)新工場の設備投資を決定したと発表した。モノパイル式基礎は、支柱としてのモノパイルと風車タワーとの接続のためのトランジションピースで構成され、極厚・大口径・長尺の超重量物で、国内既存工場では製造が困難な大きさだという。同工場が完成すれば国内初のモノパイル式基礎製造工場となる。

同工場は、JFEスチール西日本製鉄所(福山地区)の敷地内(岡山県笠岡市)に建設される予定。建設開始は2022年5月。JFEスチールが製造した大単重厚板を岡山県笠岡市内の新工場に輸送した後、モノパイルとトランジションピース素管を製造する。その後、モノパイルについては洋上風力発電事業の建設地へ直接、海上輸送する。

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