愛知県、EV充電用の高効率・小型・軽量蓄電池を産官学研究開発PJで開発

  • 印刷
  • 共有
開発したGaNインバータ(出所:愛知県)
開発したGaNインバータ(出所:愛知県)

愛知県は7月29日、産学行政連携の研究開発プロジェクト「知の拠点あいち重点研究プロジェクト3期」において、EV充電用をめどに、従来製品より高効率・小型・軽量等の特徴を持つGaNインバータ搭載蓄電池を開発したと発表した。

GaN(窒化ガリウム)は、現在主流のSi(シリコン)に比べ電力損失を大幅に低減できるため、次世代半導体材料として注目されている材料。同プロジェクトで開発したGaNインバータ高速スイッチング技術を活用することで、インバータの高効率、小型・軽量化、高速充電を実現した。また、開発品はコンセントからの入力1500Wと蓄電池内のバッテリーを合わせた3000Wの出力を持ち、電気自動車(EV)を2台同時に充電することが可能だという。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)完了後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事