WWFとテラサイクル、廃棄漁網を回収・再利用 漁具の海洋流出防止へ

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世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン/東京都港区)とテラサイクルジャパン(神奈川県横浜市)は8月3日、海洋生態系に深刻な被害をもたらす漁具の海洋への流出を防ぐため、漁具を適切に管理し、使い終わった漁網を回収・リサイクルする取り組みを開始すると発表した。

漁具は主にプラスチックで作られており、一旦海洋に流出すると長い間存在し続け、海洋生物に深刻な悪影響を与えることから、流出漁具は「ゴーストギア(幽霊漁具)」と呼ばれる。今回の取り組みにおいて、両者は、地域の漁業協同組合や自治体などと連携し、使われなくなった漁網を回収。回収した漁網は一度再生ペレットに戻したうえで、スポンサー企業の協力を得て、再度製品化する。

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