JFEスチールと広島大学、鉄鋼スラグ活用加速へ共同研究講座を拡充

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瀬戸内海沿岸域に設置したスラグ資材に着底・繁殖した海藻類(出所:JFEスチール/広島大学)
瀬戸内海沿岸域に設置したスラグ資材に着底・繁殖した海藻類(出所:JFEスチール/広島大学)

JFEスチール(東京都千代田区)と広島大学(広島県東広島市)は8月3日、持続可能な開発目標(SDGs)の達成と社会貢献を目的として、「共同研究講座(第2期)」を開設したと発表した。循環資源である鉄鋼スラグの有効利用技術の実用化を加速し、社会実装の早期実現を目指す。

JFEスチールと広島大学は、2011年9月に包括協定を締結し、鉄鋼スラグ製品「マリンストーン(R)」による海の底質改善などを確認。2018年4月からは「共同研究講座(第1期)」を設置し、陸域での肥料分野へも研究範囲を広げていた。これらの成果を生かし、今年度より「共同研究講座(第2期)」を陸域と海域の2分野で推進する。

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