横浜ゴム・NEDOなど、バイオマス由来のブタジエンゴムでタイヤを試作

新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）は8月10日、産業技術総合研究所（産総研／茨城県つくば市）、先端素材高速開発技術研究組合（ADMAT／茨城県つくば市）、横浜ゴム（東京都港区）と共同で、バイオエタノールからブタジエンを大量合成し、これを原料にした合成ゴムで従来と同等の性能を持つ自動車用タイヤを試作する一連のプロセスの実証に成功したと公表した。

ブタジエンは、合成ゴムなどの重要な化学原料として石油から生産されている。今回の成果についてNEDOらは、石油への依存を低減とCO2削減、持続可能な原料調達が促進されるものだという。