NTT西日本G、閉鎖型植物工場でイチゴ生産　初の農産物販売を開始

NTT西日本（大阪府大阪市）グループは8月10日、閉鎖型植物工場で生産したイチゴ「N.BERRY」の販売を開始したと発表した。同グループ初の農産物販売となる。「hanafru 近鉄あべのハルカス店」（同）で販売するほか、「モンシェール　あべのハルカス近鉄本店」（同）でこのイチゴを使ったスイーツを販売する予定。また、秋ごろに生産拠点を増やし、出荷量を増強していく計画だという。

NTT西日本グループは、社会を取り巻く環境変化がもたらす様々な課題をICTの力で解決をしていく「ソーシャルICTパイオニア」を目指し、異常気象や季節の影響を受けず「いつでも・どこでも・誰でも」高品質なイチゴを安定的に生産できる「いちごプラント」の実現へ向けた取り組みを2018年から進めてきた。JA高知県佐川支所苺部会と連携しながら生産技術を向上し、同部会も認めるイチゴの生産ができるようになったという。