KDDI、水素発電の電源車活用 災害時「CO2排出ゼロ」の基地局運用

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実証実験で使用したFC電源車(出所:KDDI)
実証実験で使用したFC電源車(出所:KDDI)

KDDI(東京都千代田区)は8月17日、水素で発電する燃料電池電源車(FC電源車)を活用し、災害などの長期停電時にCO2排出ゼロで基地局を運用する実証実験を行い、基地局への給電手段としてFC電源車が有効であることを確認したと発表した。

FC電源車は、デンヨー(東京都中央区)とトヨタ自動車(愛知県豊田市)が共同開発したもので、動力源として燃料電池を用いているため、走行中・発電中の環境負荷物質の排出がゼロになるという。発電時に生成されるのは水のみであり、生成された水はシャワーなどへ活用が可能となる。

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