商船三井など、「再ガス冷熱発電」の実証実験に成功 

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タービン発電機イメージ図(三菱重工マリンマシナリによる/出所:商船三井)
タービン発電機イメージ図(三菱重工マリンマシナリによる/出所:商船三井)

商船三井(東京都港区)は8月17日、韓国のDSME社と、FSRU(浮体式LNG貯蔵再ガス化設備)向けに共同開発を進めている「Cryo-Powered Regas(再ガス冷熱発電)」システムについて、DSME玉浦造船所での実証試験に成功したと発表した。

小型試験設備による実証に成功し、これを実船規模に換算すると、FSRUが最大定格流量(1日あたり5億立方フィートの送ガス量相当)で再ガス化を行う場合に、FSRUからのCO2排出量を従来型と比較し約50%削減できることが見込まれるという。なお、再ガス冷熱発電システムのタービン発電機は、三菱重工マリンマシナリ(長崎県長崎市)が独自に開発した。

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